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2008年12月23日

じゃぱらんど事件・リンデンは口コミビジネスから卒業を。

※NaviSLと重複します。

じゃぱらんど事件・リンデンは口コミビジネスから卒業を。

今回の「じゃぱらんど消滅」の責任は、ここまで流れている情報から判断する限り、もちろん第一義には運営会社にあります。おそらく管理費の滞納→やむなく解約→突然のオフライン→消滅という、まれに見る無責任なことになったのでしょう。
経営的な問題で撤退することは自由です。それでも多くの人を悲しませるでしょうが、ことが金銭に係る場合はどうにもなりません。せめて無責任な「突然のオフライン」ではなく、住民に対して早期に移転を呼び掛けるべきでした。それができなかったというのは、いくら批判されてもしょうがありません。

リンデンラボにしても、契約相手は運営管理会社であり、個々の住民ではありません。経緯はわかりませんが、解約に至った以上、SIMを存続させる義務はありません。「義務」はね。

さて、ここで敢えて言いたいのはここから先なんです。創業者のフィリップさんには、「Nice to meet you」のご挨拶レベルでしたがリンデンラボで働く方とも多少は面識がありますし、皆さん一生懸命やっているのはよくわかっています。夜中の僕のわけのわからん英語のSOSチャットにも、サポートの方は一生懸命に答えてくれます。Chiyo Lindenさんはオフィスアワーでそれこそ頭の下がるような活動をされています。

それはわかった上で、もしリンデンの方や、リンデン関係に親しい方が読んでおられたら、伝わるといいなあと思うのですが、どうか日本語サポートを充実してもらいたいのです。日本の大企業のサポートレベルはいろいろ問題があるときはありますが、(そもそも今回事件は日本管理会社の破たん?でした)それでも世界でも高いものだと思っています。

価格的には遥かに米国のほうが安いのに、あえて日本の会社を利用しているのは、英語の問題もありますが、それだけではありません。一般的に日本の会社のほうが緊急事態に対する対応が早いと思うからです。

SLにしても、世界にユーザーを抱える中で、日本人の比率はそれほど高くありません。ですが、イン時間から推測されるように、もっとも熱心なユーザーが集まっているのも日本市場です。それなのに、あの日本語サイトの放置状態はいったいどういうことなんでしょうか。

http://jp.secondlife.com/

いまだに「日本語ベータ版ダウンロードはこちらから」などという意味のわからないボタンがあり、ニュースにはITPROの半年も前のニュースが堂々と掲載されています。
日本語で出したメールが、フィルタリングに引っ掛かって云々などというのは、未だに聞きますが、はっきり言って耳を疑いたくなるような話です。日本国内でしっかりとしたメール受けのサポート拠点を持てば容易に解決する話です(スタッフの国内常駐人数を増やすという話ではありません)

今回の「じゃぱらんど」の事態は、緊急事態です。(リンデンにとってはもしかしたらよくある話なのかもしれませんが)契約対象になっている企業の実情までリンデンに責任を取れというのは酷な話ですが、異常事態になっているという認識くらいは、もっと早いうちにリンデンはわかっていたはずです。

解約がきまった時点で、SIMをオフラインにする前に、なぜ事前の告知なり、あるいはオフラインが始まった時点であっても情報の発信をおこなわないのでしょうか。それがあれば、住民ももっと落ち着いて対応ができましたし、SIMがオフラインになった後でも、住民が希望すれば立ち入りができるなどという情報は、関係者が聞きまわってようやく伝わってきた「口コミ情報」です。

必死になって情報を取りに行くとようやく口コミで伝わってくるなどというのは、世界を舞台にしている、あるいはこれから世界を変えようという意気込みを持っている企業のマーケティングではありません。異常事態に気がついた時点で、聞きたかったら聞きに来なさいではなく公式に、日本語サイトに対応方法のメッセージが出れば、どれだけ安心するかわかりません。(もちろん、Chiyo Lindenさんの素晴らしい努力を否定するものではありません。その上でです)

実際、英語サイトではフォーラムで活発なユーザーとのやりとりが行われています。日本語サイトやサポート体制を充実させる費用がなければ、米国のように、ボランティアードの日本語サポートスタッフを募集すればいいではありませんか。ぼろくそに言っているようですが、リンデンラボは素晴らしいビジョンを持っている企業です。多少の時間は犠牲にしても尽力したいという日本ユーザーはたくさんいるはずです。

おりしも米国の金融危機を見るに、GMやクライスラーなどといった米国型の大企業の姿勢に何か類似のものさえ感じてしまいます。大げさにいえば、英語ができないほうが悪い、聞きたいことがあったら聞きに来ないほうが悪い。こうした米国型のマーケティングが破たんしているのです。

われらのリンデンに同じ轍を踏んでもらいたくはありません。

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Posted by Hyo at 13:37│Comments(16)日記
この記事へのコメント
>解約がきまった時点で、SIMをオフラインにする前に、なぜ事前の告知なり、あるいはオフラインが始まった時点であっても情報の発信をおこなわないのでしょうか。

えと、これはリンデンに対してということでしょうか?
Posted by 理解力0 at 2008年12月23日 13:43
異常な解約あるいは状況がわかった時点で、削除する前に「リンデンが住民に対して発信をすべきだった」ということです。
Posted by HyoHyo at 2008年12月23日 13:52
プライベートSIMの土地利用者とリンデンラボとの間には契約そのものが発生していないのでは? 契約が解除された時点でサービスを停止するのは普通ではないですか? 契約者が個人であれ法人であれ金額が変わるわけでもなく、ましてやそのそのSIMにいわゆる善意の第三者がお金を払って居住していることなどリンデンラボは知る由もないでしょう。必要以上のサポートを求めることこそサービス全体の質を落とす最大の要因になりかねないかと・・。
Posted by 勘違い? at 2008年12月23日 15:09
>>異常な解約あるいは状況がわかった時点・・

異常な解約?だったのでしょうか?・・
リンデンにしてみれば、単に維持費未納→通知→オフライン→解約 と手順は踏んでいたんだと思います。 

>>削除する前に「リンデンが住民に対して発信をすべきだった」

どしてリンデンが プライベートSIMの住民に対して説明するんだろう・・
プライベートSIMの特性やら自由度を考えると、リンデンには過度の介入してほしくないですね。 
Posted by 通行人 at 2008年12月23日 15:36
はじめまして。
おっしゃりたい事、よく分かります。
何を信じればいいのか分からなくなっちゃうもんね。
ただ、上の方も言われてますが、ユーザー間のトラブルはユーザー間で、というのが基本原則だと思うのです。
異常な解約かどうかも、住民が誰なのかも、Lindenさんには分からないんですから。

日本語ページほったらかしですよね。
少なくとも意気込みは感じませんよね。
サポートなのにメールが届かないかも?とか言ってましたし。
非アジア圏主体のネットゲームの日本語サイトなんて、どれもあってないようなものなんですよ?
英語サイトさえしっかりしてくれてればそれで困らない、そんなふうになるのが1番の近道なのかも。
Posted by Nm at 2008年12月23日 15:50
中でも書いてますけれど、今回のことにリンデンの直接的な責任はもちろんありません。土地の賃貸契約は住民との間にありませんし。
ただユーザーとの間には契約がありますから、ユーザーサポートをする責任はあります。

具体的に言うと、「オフラインになったSIMであっても、削除の前に申し出があれば立ち入ることが出来る」という情報は、リンデンが非常時の情報としてリンデンが日本語サポートしてくれるだけでも随分と助かる人がいるはずです。

じゃぱらんどの件が騒ぎになってからすでに数日が経過していますから、そうした場合に日本語で情報を提供してくれる「場」をリンデンがつくってくれるだけでも、助かるユーザーはいると思います。

再記しますがリンデンには「義務」はありません。ありませんが、いいタイミングでユーザーの立場でメッセージをくれる企業を、ユーザーは信頼するはずだと思います。
Posted by Hyo at 2008年12月23日 15:53
「異常な解約」ってどんな解約だよ?と言われれば、確かに難しいですね。苦笑。
ふだんからコミュニティの動きに気を配ってくれるようなサポートさんがいればありがたいですが、残念ながらそんな余裕はないでしょう。だからサポートボランティアみたいな組織ができないかなあと思います。サポートのためのSIMを1コリンデンは提供してくれるだけでもいい。

米国には確かあるんですよね。そういうグループ。孤軍奮闘しているChiyoさんの助けになればと思うんですが、難しい点もたくさんあるのは理解しますが。
Posted by Hyo at 2008年12月23日 16:00
確かにchiyoさんのみに負担が集中してる気がしますよね。
たぶんきっと、サポートボランティアを立ち上げるのは「Lindenさん」でも「誰か」でもなく、「私」であるべきなんでしょうね、SLでは特に。
SLにはそういうMentor的なLindenさんとのパイプ役にもなれてしまう可能性のある舞台でもあるのですし。
困ってる人の代わりにticket発行したり、公式フォーラムを探したりするくらいなら誰でも出来ますもんね。
私もそういうの一応心がけてたりはします。

今回の事も、怪しいゾって雰囲気を察知してた人は居るようなので、そこで話が止まっちゃっわなければ、突然のofflineの前に準備が出来てたのかも。
ただ、過払い分の賃料に関しては、Lindenさん以外に頼れないですね・・・。
Posted by Nm at 2008年12月23日 16:42
あなたはSIM所有して住人さんを抱えておられますよね?
この記事の本文とレスを読む限り、あなたはご自分の抱えている責任の大きさに気づいておられないのではないかと思えてきます。

リンデンラボはSIMに関することについて、契約者であるあなたに対してのみ責任を負っているのですよ。
住人さんに対する責任の全てはあなたが負うのです。

他のSIM所有者の信用をも貶めるような発言はお控えいただきたいものです。

せめて、「過払い分の賃料に関しては、Lindenさん以外に頼れないですね・・・。」の一文がタイプミスであることを祈ります。
Posted by 責任の所在 at 2008年12月23日 19:08
あぁ、気になって見に来てよかったです。
ごめんなさい、1つ上の発言は”1利用者”の私Nmで、ここのblogのオーナーさんではないのです。
なので、blogオーナーさんに責任感が無いわけではない事をご理解くださいませ。

オーナーさんの責任っていうのはとっても大きいと思います。
そういう事も理解しているつもりですので、私はお店も持っていません。責任者になれる器じゃないのが分かっているから。

上の問題とされてる発言は、オーナーさんが問題を起こした場合、借りている側としては何が出来るんだろう、オーナーさんの個人情報をある程度掴めてるのはLindenさんだけじゃないのかな?と考えてるので、こんな発言になってしまったんです。
ほんとにごめんね。
Posted by Nm at 2008年12月23日 20:26
アメリカにいるリンデンより、はたけ氏のほうがよっぽど情報も早いんじゃないのかなあ?
ジャパランド借りてた人は、リンデンに土地使用料も、プレアカ代も払ってない人が大半では?
実質的には、彼らはリンデンにとって直接のお客さんじゃないわけで
はたしてそこまでしてやる義理がリンデン側にあるとはあんまり思えない。
オフライン状態でも削除されるまでは、申請すれば住民なら入れて
オブジェクトを回収できるらしいけど、それだけでもかなりの厚意だと思うな。
Posted by うーん at 2008年12月24日 02:25
こんにちは
皆さん色々ご意見はあると思います。
ジャパランドは会社運営ですよね?
その会社が管理費払えなくなった?から
リンデンは通告した上で解約に動いていると
思います。
やはり責任はSIMの借手ですよね。
運営が苦しいなら事前にSIM閉鎖の案内は
流せると思いますが、RL会社の情況が
それど頃でない?のかもしれません。
そこが分かれば住人の皆さんは動きが
取れるのですが、RL世界でも今突然解雇
があるくらいなので社長以外会社の情況
知らない社員が多い場合、今回のような
情況になると自分らの生活確保で右往左往
ですよね。
今回リンデンが一時ONされたことは大変
良いサポートと思います。
努力された方に感謝したいです。
RL大不況の中突然SIM閉鎖は今後も多い
と思います。(RL突然会社倒産なんて・・・)

良い経験と思い、MagSLさん始め手助け
されてる方々へ感謝したいと思います。
Posted by 通りすがった at 2008年12月24日 11:03
このブログの執筆者は、リンデンラボの企業的対応(契約に関する点)は十二分に解った上で、このSLというものの創立者のポリシーを鑑み、かつまた非英語圏の人間への理想的な対応があるのではないかということを問題提起しているのであって、契約関係がないから一般の住人には云々などというコメントには、一利用者として憤りを感じる。
Posted by masa(小倉昌之) at 2008年12月24日 15:39
勘違いもあったようですし、Chiyoさんから適切なサポートがなされる現状ですが、この際ですからこの問題。

>リンデンラボはSIMに関することについて、契約者であるあなたに対してのみ責任を負っているのですよ。
>住人さんに対する責任の全てはあなたが負うのです。

とありますが、その見方には違和感を覚えます。SIMオーナーがユーザーに対して責任を持てるのは、あくまでもSIMの運営と自分が賃借している土地に関してだけです。現在の状況では、たとえばユーザーの持ち物がなくなったときでも、SIMが落ちた時でも、リンデンに助けを求めざるを得ません。
また、ユーザーも入会のときには私ではなくリンデンの入会規約に同意して入会しています。ユーザーは土地の賃貸に関してはSIMオーナーと、SecondLifeの利用全般に関してはリンデンラボと、双方と契約しているのですから、どちらか一方の責任が完全になくなることはないと思います。

ユーザーは双方に対して契約を結んでいるのですよ。無料ユーザーであっても、その経済活動によって生じたマネーサプライは、リンデンに利益を与えています。

もしも完全な自治をプライベートSIMのオーナーに求めるなら、究極はサーバソースを公開し、別サーバで完全に運用できるようにでもしない限りは無理です。

もちろん今回のSIMオーナーのなしたことは論外でありまして、厳しく責任が追及されるのは言うまでもありません。
Posted by Hyo at 2008年12月24日 18:40
複雑な問題ですね・・・
SIM運営会社、資本金20万、社員5人・・・
連絡つかずということは、倒産、夜逃げかな~
残念です・・・
Posted by わからん? at 2008年12月24日 20:34
日本語サイトがほったらかしの理由は、つづまるところ、日本人が嫌いだからでしょう。
Posted by とおりすがり at 2009年01月09日 14:46
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